麻酔科

はじめに

横浜労災病院麻酔科は常勤医師13名と横浜市立大学麻酔科からの応援医師などで、年間約4900件の麻酔科管理症例を担当しています。開心術、開頭手術、肝臓切除術といった大手術、外科・泌尿器科・産婦人科などの腹腔鏡手術、外傷を含めた四肢や脊椎の整形外科手術、胸腔鏡を中心とした肺手術、小児外科・乳腺外科・耳鼻科・眼科・形成外科・口腔外科・皮膚科手術の麻酔管理をしています。それぞれの手術に対応した麻酔法は多岐に渡り、常に時代に則した標準的な麻酔となるように心がけています。
現在は手術麻酔だけでなく、集中治療部との連携を強化し、お互い協力しておこなっています。


図 平成27年度の麻酔科管理症例(4781例)一覧

部長挨拶

横浜労災病院は平成3年6月の開院以来、手術件数は増加の一途をたどり、平成27年度の麻酔科管理症例は4781例となりました。11部屋ある手術室では手術症例に対応できず、今年度はさらに1部屋増設する予定です。新横浜駅から徒歩圏内にある当院は自動車や電車のアクセスに恵まれ、これからさらに高度医療機関として、あるいは救急病院としての役割が大きくなります。そのため、優秀な人材を育成し、質の高い医療ができるように心がけています。

横浜労災病院麻酔科部長 越後 憲之

診療スタッフ

役職 氏名 資格等
麻酔科チーフコンサルタント 野崎 藤章 日本麻酔科学会 専門医
麻酔科部長 越後 憲之 日本麻酔科学会 指導医
麻酔科副部長 岩倉 秀雅  
甘利 奈央 日本麻酔科学会 専門医
手術部統括部長 曽我 広太 日本麻酔科学会 指導医
手術部部長 髙杉 直哉 日本麻酔科学会 専門医
医師 吉田 恵 日本麻酔科学会 認定医
赤田 真理子 日本麻酔科学会 認定医
新井 洋輔 日本麻酔科学会
片倉 友美  
栗原 里佳  
相原 環  

平成28年10月1日現在

患者のみなさまへ

手術を受けるとき

治療や検査のために手術が必要になることがあります。そのときの麻酔で簡単な局所麻酔以外は私たち麻酔科医が担当します。局所麻酔では手術が難しい時、長時間の手術の時、小児などで安静が保てない時はもちろん、それ以外でも多くの場で活躍しています。
一般的に手術を受けるだけで、体に大きな負担がかかります。そこで適切な麻酔法を選択し、それに合った点滴や麻酔薬を使うことで、できる限り負担なく、正常な状態を保ち続けられるようにしています。また、手術中は予期しないことが起こる可能性があるため、私たちは手術前にカルテを見て、患者さんにお会いし、診察した後に、術前の問題点を検討し、カンファレンスで最終決定となります。手術中は麻酔薬を適宜調節しながら、安定した血圧や心拍数で手術がおこなわれるようにしています。このようにして、安全かつ質の高い麻酔をすることで、患者さんにより良い結果がもたらされるように努めています。

麻酔の方法

大きく分けて①全身麻酔、②硬膜外麻酔、③脊髄くも膜下麻酔、④神経ブロックがあり、どれか一つあるいはこれらを組み合わせておこないます。最終的な麻酔の方法は手術の内容、患者さんの状態などで決定します。

終わりに

私たち麻酔科医は術前訪問、手術室、術後訪問など限られた時間でした患者さんにお会いする機会がありませんが、私たち麻酔科医が大切な手術に大きく関与していると感じて頂けると幸いです。

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