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中央手術部

診療科からのお知らせ/コラム

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診療科紹介

当手術部では、外科・整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・呼吸器外科・産科・婦人科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・口腔外科・眼科・皮膚科・形成外科・乳腺外科・小児外科などと幅広い分野の手術を行っています。
手術室は12室あり、麻酔科医11名と看護師42名が力を合わせ、定時手術と緊急手術を24時間体制で各科担当医・臨床工学士・放射線技師と協力のもと手術が行われ、令和2年度は9,457件の手術を行いました。
急性期医療に対応する病院の中央手術部として、より多くの患者さんに安全かつ速やかに高度な手術が行える体制を整えております。

診療内容

術前診察・術前訪問

麻酔科医は、術前診察を行い手術の種類と患者さんの術前状態から計画した麻酔方法と問題点などを解り易く説明することを心がけています。 手術室看護師は、手術を受ける患者さんの不安を軽減し、安心して手術が受けられるように、術前訪問を行っています。パンフレットを用いて病室から手術室への移動、麻酔時の姿勢の取り方、手術を受けるために必要な処置の内容、手術が終わり病室に戻るまで の流れを説明しています。説明の中で、不安を抱いている患者さんがいる場合には、病棟看護師と連携して、不安の軽減に努めています。

事故防止
  • リストバンドの確認 入院中は、患者さんの氏名等が印字されているリストバンドを着けていただきます。手術部では、手術の際の取り違え事故を防止するためリストバンドを確認しています。患者さんにも氏名・生年月日・手術部位を言っていただくことで、確認を徹底しています。
  • 器械、ガーゼの確認 手術で使用した器械やガーゼの体内置き忘れを防止するために、手術開始前と終了前に器械・ガーゼの確認を徹底して行っています。開腹手術や開胸手術等の場合、手術終了時にレントゲン撮影し複数名の医師・看護師で再確認しています。
実際の手術室
  • 整形外科 主に骨折手術や脊椎手術、人工関節手術等を行っています。 人工関節チームは患者さんの感染を予防するため、特別な防具服を装着し、手術を行っています。 脊椎チームは、難易度の高い手術も行っており、全国から患者さんが来院されています。
  • 外科・泌尿器科・婦人科 主に、胃癌・大腸癌・前立腺癌・腎癌・副腎腫瘍・子宮癌などの手術を行っています。近年は腹腔鏡手術が主流です。小さな傷で身体への負担が少ない腹腔鏡手術では、最新の器械を使用しています。
    2013年9月にda Vinci Siを導入し、前立腺癌や腎癌、膀胱癌のロボット支援手術を行っています。
  • 脳神経外科 マイクロと呼ばれる顕微鏡を使用して、脳動脈瘤や脳腫瘍の手術を行っています。
  • 心臓血管外科 主に弁置換術、心臓バイパス術等を行っています。胸部・腹部大動脈瘤に対しては開胸・開腹手術だけでなくステントグラフト術も行っています。
  • 乳腺外科・形成外科 乳癌手術では、乳腺外科と形成外科合同で乳房再建術も行っています。
    患者さんに適した再建方法を検討し、エキスパンダーと呼ばれる人工物や自分の体の一部を使用し再建を行っています。