包括的乳腺先進医療センター
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包括的乳腺先進医療センター
「“一人の乳がん患者”ではなく”一人の女性”として 包括的な治療戦略を立てていくことが大切です」
包括的乳腺先進医療センターとは
日本における乳がんの罹患者数は年間9万人といわれています。その一方で、85%の乳がん患者さんは病気を克服して「もとの人生」へ戻ることができるようになりました。
これからの乳がん診療は、治療だけではなく「がんが治った後の生活」も考えた患者支援が大切となってきます。
当院では、2017年4月1日から包括的乳腺先進医療センター(ブレストセンター)を立ち上げて「患者中心の乳がん診療」に取り組んでいます。“包括的”という言葉には“医師による治療だけではなく看護師・薬剤師をはじめとしたメディカルスタッフによる支援”という想いが込められています。そして“先進”という言葉には“最先端の治療だけではなく他施設にはない一歩進んだ患者支援”という想いが込められています。
横浜労災病院では医療スタッフだけではなく、全病院職員が高い意識を持って「病を診る治療だけではなく人を看る診療」をめざして頑張っています。
包括的乳腺先進医療センターが推進する「五本の柱」
当院が誇る“チーム医療”を最大限に活かして包括的な乳がん診療施設を構築していきます。
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診療
「乳がんが治った後の生活」も考えながら、一人ひとりの患者さんに最適な治療を選択していきます。 -
研究
新薬の開発や国内外の臨床試験に参加するとともに、社会復帰支援やがん看護に関する臨床研究も行っていきます。 -
患者支援
安心して治療が受けられるための患者支援を充実させます。(就労支援・遺伝相談・がんの生殖医療・アピアランス相談・こころのケアなど) -
教育
全国の医療スタッフとチーム医療の勉強会を開催し、乳がん診療のレベルアップをめざします。 -
地域連携
近隣の医療施設やかかりつけ医と連携しながら、「患者さんが快適に治療を受けられる環境」を整えていきます。
【患者支援】 専門看護師によるがん看護相談
【地域連携】 緩和医療チームによる在宅医療支援
【臨床】 多職種・多診療科による症例検討会
【教育】 多職種合同でのチーム医療講座
包括的乳腺先進医療センターのチーム医療
活動実績
乳がんの治療と仕事の両立は可能? 両立を目指すためにできること | |
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患者さんの治療と仕事をサポートする、横浜労災病院の取り組み |
スタッフ紹介
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包括的乳腺先進医療センター長
乳腺外科部長山本 晋也/ やまもと しんや
卒業年次 平成16年 専門分野 乳腺疾患一般、乳がん検診 学会専門医・認定医:
日本外科学会専門医・指導医、日本乳癌学会専門医・指導医、日本遺伝性腫瘍学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査判定医、日本リンパ浮腫学会リンパ浮腫保険診療医、日本がん治療認定医機構がん治療認医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師、日本消化器外科学会専門医、日本消化器病学会専門医
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