チーム医療
当院では、患者さん一人ひとりの状態に応じて、複数の診療科、複数の医療専門職が連携して、患者さん中心のチーム医療を実践しています。当院で活動しているチームは以下のとおりです。
精神科リエゾンチーム
認知症サポートチーム
身体的拘束最小化チーム
倫理コンサルテーションチーム
倫理ケース(CASE)コンサルテーション・テンプレート
横浜労災病院では、患者さんやご家族そして医療者が直面する倫理的な問題解決のため、倫理コンサルテーションチームを設置しています。2012年に倫理コンサルテーションのツールとして、米国退役軍人局病院のご協力を得て、日本語版の倫理ケース(CASE)コンサルテーション・テンプレートを作成いたしました。米国退役軍人局病院は、アメリカで臨床倫理の取組みにおいて中心的役割を果たしている病院の一つです。
当院では、同テンプレートを電子カルテ化し、倫理コンサルテーションに活用しています。日本における臨床倫理コンサルテーションの普及・向上のため、同テンプレートを公開させていただきます。尚、貴施設でご利用される場合は、当院事務局までご連絡いただけますようお願い申し上げます。
褥瘡ケアチーム
緩和ケアチーム
当院では「がん」の診断・治療期・終末期のつらい症状をお持ちの患者さんに対して症状緩和のための『緩和ケアチーム』があります。
- 痛みなどの身体症状
- 不安、気分が落ち込む、眠れないなどの心の症状など
チームは、患者さんやご家族の持っている力を生かし、患者さんやご家族がよりよい充実した日々が送れるよう支援することを目的として、主治医や多くの職種が協力して、つらい症状を軽くする検討・実践を行っています。 詳しくは、主治医または看護師にご相談下さい。
緩和ケアチーム介入患者数
平成25年度 | 平成26年度 | 平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 |
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125件 | 127件 | 148件 | 154件 | 157件 |
糖尿病指導チーム
感染制御実践チーム
術後疼痛管理チーム
横浜労災病院では、手術を受けた患者さんの術後の疼痛に対し、痛みの評価を行い手術後の疼痛緩和および悪心嘔吐の軽減、早期離床を促し、術後を安全な環境で安心して過ごしてもらえることを目的とした術後疼痛管理チームを設置しています。
栄養サポートチーム
呼吸ケアサポートチーム
横浜労災病院では、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士等の多職種からなる呼吸ケアサポートチーム(Respiratory care support team以下RST)を設置し、当院および地域における呼吸療法の質および安全性を高めることを目的に活動しています。
現在、一般病棟での人工呼吸患者の定期的なラウンド、呼吸ケアに関するコンサルテーション、院内勉強会等の活動を行っています。 (2019.10.28 藤本潤一)