MENU

外来枠拡大・新設のご案内

このたび、当科では通常の予約枠よりも早期の診察が望まれる患者さまを対象に、

**火曜午後に「胆膵準緊急紹介枠」**を新設いたしました。

 

対象となる主な疾患・病態

・閉塞性黄疸の精査・加療が必要な方

・有症状の総胆管結石、胆管炎、胆のう炎の治療を要する方

・悪性が強く疑われる膵腫瘍・胆道腫瘍の精密検査が必要な方

 

当日緊急対応を要する状況ではないものの、早期の診察・加療が望ましいと判断される場合には、本「胆膵準緊急紹介枠」をぜひご活用ください。

 

ご注意・他専門紹介枠との使い分けについて

当科では、症状などがない状態での膵臓がん早期診断を目的とした

**「膵紹介枠(膵臓がん早期診断プロジェクト専用枠)」**も設けております。

膵管拡張や膵のう胞、膵腫瘍マーカーの高値などの方で、画像検査で明らかに悪性の膵腫瘍を認めない場合には、こちらの「膵紹介枠」でのご予約をお願いいたします。

 

膵紹介枠の紹介基準

<症状> 腹痛または背部痛・食欲不振・体重減少

<疾患> 慢性膵炎・新規発症の糖尿病・糖尿病の増悪

<検査異常> 画像検査での膵管拡張・膵のう胞

       血液検査での腫瘍マーカー異常(CA19-9)、膵酵素異常(アミラーゼ、リパーゼ)

<そのほか> 親・兄弟・子供に膵臓がんの方がいる

 

緊急対応が必要な場合

1-2日以内の治療介入が必要と判断される場合には、地域連携室を通じて当科救急当番医までご相談ください。

 

ご不明点等ございましたら、地域連携室までお問い合わせください。

消化器内科部長 関野雄典