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岡田副部長就任あいさつ

20244月より横浜労災病院消化器内科副部長を拝命いたしました、岡田直也と申します。

 

 

 私は後期研修修了後東京都大田区にある大森赤十字病院で主に消化管領域、特に内視鏡診断、内視鏡治療について学び、昨年20234月に横浜労災病院に赴任いたしました。

 内視鏡治療の技術の進歩により、消化管領域の癌は早期発見ができれば内視鏡的に治癒が望め、臓器を温存した低侵襲治療が可能です。それに加え、緊急性の高い消化管出血や悪性腫瘍による消化管閉塞に対しても内視鏡治療が選択されることが多くなってきています。より多くの患者様にこのような適切な医療を提供するためには、近隣のクリニックの先生方との連携を強固にし、発見いただいた病変を速やかに精査や治療につなげる体制が重要と考えています。治療が終了し状態が安定した後は、引き続き患者様に安心してかかりつけの先生に受診いただけるよう、治療経過や病理診断の結果などの診療情報を紹介元の先生にフィードバックし、適切に連携をとれるよう努めています。また、内視鏡治療のみならず、近年増加しつつある機能性胃腸症、炎症性腸疾患についても常時対応しております。

 ひきつづき関野部長、内山部長と協力しつつ、患者様に安心して受診いただけるよう、クリニックの先生方からも安心してご紹介いただけるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

横浜労災病院 消化器内科 岡田直也