SpyGlassTMDS(新型胆道鏡)を導入しました
横浜労災病院では2022年度より新型の胆道鏡 SpyGlassTMDS(ボストンサイエンティフィック社)を導入しました。
胆膵疾患に対する検査治療の標準法であるERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)は、胆管や膵管をレントゲン線を用いた造影写真として間接的に視認しています。
この新型胆道鏡SpyGlassTMDSは、胆管や膵管の中に挿入し、内腔を直接的に観察できる柔軟性に富んだ細い径の内視鏡です。非常に操作性がよく、デジタル画像で画質も優れています。良性・悪性が疑わしい病変の評価や腫瘍の範囲診断・組織診断に用いたり、従来法で治療困難な胆管結石に対して使用することで、胆道鏡で結石を視認しながら破砕することが可能です。
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