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植込み型心臓電気デバイスケアチーム発足

当院の循環器内科では狭心症などの冠動脈疾患に対するカテーテル治療や不整脈に対するカテーテル治療(心筋焼灼術→アブレーションと呼ばれるもの)も積極的に行っておりますが、植込み型心臓電気デバイス(ペースメーカーや植込み型除細動器などの心臓用の植込み器機の総称)の治療にも力を入れています。

遠隔モニタリングと言って自宅からデータを送信し異常などを知らせてくれるシステムなども活用しより綿密に管理を出来るような体制をとっていますが、デバイスの機能が多様化していること、患者さんが増えていることなどのことから医師のみでは対応が仕切れず、様々な職種が管理を行うチーム医療の必要性が増えてきました。そのため日本不整脈心電学会では植込み型心臓デバイス認定士制度(学会ホームページ:http://new.jhrs.or.jp/recognition/device_ninteishi/ )が創設され、2019年に第一回目の認定試験があり当院からも多数の合格者がでました。

そこで医師と10年前より元々あったCDR(植込み型心臓ペースメーカー・植込み型除細動器(ICD )等の医療機器情報サービス提供者)資格保持者、そして今回の植込み型心臓デバイス認定士を中心となりデバイスチームを結成することにしました。

昨年も試験の合格に向けて勉強会や活動内容、よりよいデバイス患者さんへの医療提供をどのようにすれば良いかなどの検討会を継続して行っておりましたが、本年度もこれを継続し、デバイスの植え込まれている患者さんによりよい医療を提供できるように努力していきたいと思います。

入院中、通院時などに疑問などありましたら遠慮なく質問してください。(下記の資格保持者は名札に右に示すバッジがついてます)

デバイスチームメンバー
小和瀬 晋弥 医師、不整脈科部長
徳留 大剛 臨床工学技士主任、CDR資格保持者
伊藤 浩一 臨床工学技士、植込み型心臓デバイス認定士
鈴木 穣  臨床工学技士、植込み型心臓デバイス認定士
西谷内 由紀 外来看護師、植込み型心臓デバイス認定士
吉野 寧子 外来看護師、植込み型心臓デバイス認定士
小峯 怜子 病棟看護師、植込み型心臓デバイス認定士
富田 麻衣 病棟看護師、植込み型心臓デバイス認定士
山形 あゆみ 病棟看護師、植込み型心臓デバイス認定士