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心臓植込み型電気的デバイス 遠隔モニタリングシステム

遠隔モニタリングシステムについて
遠隔モニタリングシステムについて

心臓植込み型電気的デバイス(Cardiac Implantable Electronic Devices, CIEDs)には、不整脈治療機能や心臓の状態及びCIEDsに状態などに関する情報を収集する機能に加えて、遠隔モニタリング機能という特別な機能が搭載されています。この遠隔モニタリング機能を用いるとCIEDsによって収集された情報は暗号化された後、データ送受信機を介して定期的に、またはイベント発生時に遠隔モニタリングサービスセンター(以下、サービスセンター)に送信されます。サービスセンターに送信された情報は統計解析などのデータ処理後に安全に保管され、アクセス権を与えられた医療機関がインターネットを通じてサービスセンターにアクセスすることにより、この情報を閲覧することができます。このように、医療機関では、遠隔的に情報を得られますので、定期フォローアップの前に何らかの異常を早期に発見したり、早期に対処することや治療を開始することができる可能性があります。
遠隔モニタリングサービスのご利用にあたり、CIEDsにより送信される情報を受信し、サービスセンターに送信する送受信機が、患者様毎に1台ずつ必要になります。送受信機本体につきましては、無償で提供されるものであり、患者様に追加される負担はありません。

CIEDsから送受信機への情報送信は無線技術 が使われる場合がありますが、使用される電波は大変微弱なため、CIEDsに影響することはありません。また、送受信機からサービスセンターへの情報送信は、携帯電話回線を介して行われます。医療機関は情報の確認を行い、その結果、何らかの対処が必要と判断された場合には連絡がされる場合があります。医療機関では必要に応じて情報の確認を行いますが、遠隔モニタリングサービスセンターは医療機関が情報を常時確認することを保証するものではありません。定期的なフォローアップのスケジュールについては、担当医の指示に従ってください。

遠隔モニタリングサービスは緊急対応用のサービスではありません(365日24時間こちらが監視をするシステムではありません)。身体に関して何か異常を感じる場合などは、医療機関を受診してください。

遠隔モニタリンスサービスをご利用いただくにあたり、登録を行う必要があります。名前、生年月日、性別、ご自宅の住所、電話番号を登録させていただきます。送受信機は自宅へ設置されるものであるため、これらの情報の登録は遠隔モニタリンスサービスを提供させて頂く上での必須事項となります。また、登録内容に変更が生じたり、遠隔モニタリンスサービス提供の中止を希望される場合には、担当医にお申し出ください。尚、個人情報に関して、医療機関の担当医、医療機関職員、関連施設職員及び メーカー担当スタッフに開示されることがありますが、関係者以外に漏れることはありません。また、遠隔モニタリングサービスの運用目的の範囲を超えて利用することはありません。

遠隔モニタリングサービスの情報送信は携帯電話回線を介して行われることから回線の不具合や混雑などによっても影響をうける可能性があります。従って、遠隔モニタリン不サービスは送受信機から発信された情報が確実にサービスセンターに到着することを保証するものではありません。

ご自宅の携帯電話ネットワークサービス環境によっては送受信機をご利用できないことがありますのでご了承ください。

なお、送受信機の着荷や設置及び動作確認のためにメーカー担当スタッフから連絡させていただく場合があります。

システムの動作確認や送られた情報の解析などのためにメーカー担当スタッフがサービスセンターにアクセスしてあなたの情報を閲覧することがありますのでご承知おきください。

尚、本サービスのご利用につきましては、患者様の任意となります。
一度承諾をされた後でも、いつでも撤回することが可能です。