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口唇・口蓋裂とは

口唇・口蓋裂とは

生まれてきたときに口唇(くちびる)や口蓋(上顎)が割れている状態のことをいいます。赤ちゃんは皆お母さんのお腹の中で、様々な突起(顔面突起、口蓋突起)が組み合わさることで、唇や上顎が作られていきます。口唇・口蓋裂とは、生まれてくるまでに口唇部分あるいは口蓋部分の突起が最後までくっつかなかった状態をいいます。

口蓋裂の赤ちゃんはお乳を吸う力が弱いので、通常の哺乳器では自分の力で充分に哺乳できないことがあります。当科ではこのような赤ちゃんに、生後すぐから哺乳床(人工の上顎)を作ります。この哺乳床により、お乳を吸う運動をサポートすることができます。また、舌が上顎の穴の部分を押し広げたり、顎がゆがむのを防ぐ効果もあります。

口唇裂も口蓋裂も現在では手術法が進み、きれいに治ります。赤ちゃんは、手術や言語治療を受けたり、大きくなると歯の矯正治療を受ける必要がありますが、私たちの病院では、小児科、形成外科、耳鼻咽喉科、口腔外科が協力し合って治療を進めています。