術中麻酔管理領域
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| 入職年 |
2020年 |
| 領域・分野 |
術中麻酔管理領域 |
| 配属先 |
手術室 |
認定看護師を目指した理由を教えてください。
手術室に配属され3年が経ち、今後のキャリアに悩んでいた頃、局所麻酔手術を担当していた時、手術中に患者が急変する場面に直面しました。その際、自分の知識と判断力の不足を痛感し、もっと専門的な力を身に着けたいと強く感じました。同時期に手術室で特定行為研修を終了し、術中麻酔管理に携わる先輩看護師がいたこともあり、その姿に刺激を受け、自分もチーム医療の中でより主体的に貢献できる看護師になりたいと思い、特定行為研修を希望しました。
認定看護師としての活動内容について教えてください。
術中麻酔管理領域で活動する看護師は術中麻酔管理の補助(橈骨動脈ラインの確保)、術中の早期異常検出・対応などをしています。また、人材育成として若手看護師への教育(麻酔管理、臨床推論、急変時対応)を実施しています。他にも術後活動は麻酔科医や薬剤師と協働し、術後疼痛回診で疼痛コントロールの評価を行い、必要時鎮痛薬の定時投与などを診療科医師へ提案し働きかけています。
認定看護師として大切にしていること、心がけていることはどんなことですか?
現代は高齢社会、慢性疾患・多疾患併存の患者が多くなっています。手術を受ける患者も例外ではなく、手術を受けるリスクも高くなっている印象を受けます。その中で、麻酔科医・外科医・コメディカルがそれぞれで専門性を十分に発揮できるよう特定行為看護師は橋渡しの役割が大切であると考えます。また、看護師として患者に寄り添い、手術に対する思いや希望に添えるよう、些細な訴えでも耳を傾け、安心して手術を受けていただけるよう常にスタッフへ働きかけています。
印象に残っている患者さんや看護場面のエピソードを教えてください。
特定の患者で強く印象に残っている患者はいませんが、硬膜外麻酔を実施する症例で自分が術前訪問を担当し、PCA(自己調整鎮痛法)の方法を説明しました。その患者さんの術翌日の術後訪問で患者自身が適切にPCAを活用し、「よく眠れました」と話され、笑顔が見られた時はとても嬉しかったです。