STAFF MESSAGE スタッフメッセージ

私は、クリティカルな状態にある患者さんやそのご家族へ適切な看護を提供したいと常に思っていました。看護師経験を重ねるごとに、より高度な看護ケアを提供したいと強く思うようになり、その知識を習得するために認定看護師を目指しました。認定看護師の資格取得後は、他職種と呼吸ケアサポートチーム（RST）を立ち上げ活動してきました。人工呼吸器患者の管理や酸素療法について相談を受けることも多く、より医学的根拠に基づいた知識や技術を身につけることで患者さんにとって適切かつ安全な医療・看護を提供したいと考え2020年に特定行為研修を受講しました。

現在は、救命ICUに所属しており、救急疾患で入院された患者さんに対し、急性期からQOL向上を目指して早期離床をサポートしています。また、RSTの一員として、院内の患者さんの呼吸ケアの向上にも取り組んでいます。

重篤な状態でも、「その方がその方らしくあることを常に心がけること」を大切にしています。例えば、意識障害の患者さんに対してもご家族から情報収集を行い、声掛けや日々のケアに活かしています。また、認定看護師として、患者さんにとって適切な看護を提供できるように病棟看護師と協働し、円滑な介入が行えるようにスタッフとコミュニケーションを図っていくことも大切にしています。

入院時、重症で意識障害のあった患者さんが回復され、元気になっていく姿やそれを見て喜んでいるご家族を見たとき、とても嬉しく印象に残っています。

当院は三次救急病院として多忙ではありますが、早期回復を目指し日々患者さんに適切な看護を行うために多職種連携が密にできている病院です。 また、資格取得時は病院や看護部などからたくさんのサポートをもらえるため、キャリアアップを考えている方も働きやすい環境です。