ABOUT US

当院の研修

求める人物像

  • 「座して待つ」という人ではなく「自ら求める人」
  • マニュアル・ガイドラインを知っているのは当たり前、その上を求める人
  • 優しさを維持できる、タフな人
求める人物像
求める人物像

臨床研修理念

  • 心のかよったやさしい医療を行える医師の育成
  • 高度な医療機能の活用と医師に要求される基本的臨床能力の修得を目指す

臨床研修基本方針

  • 患者の健康上の諸問題に適時、的確に対応できる医師となるべく、患者を全人的に診ることができるプライマリ・ケアの基本的診療能力を修得させる。
  • 医師、看護部門、コ・メディカル部門等との連携・協力によるチーム医療を実践し得るコミュニケーション能力を身に付けさせる。
  • 労災病院で研修することの意味を考えさせ、高度な労災医療の知識を身につけさせるとともに、勤労者医療について理解させるように努める。
  • 患者やその家族の立場に立った医療の実践ができるよう人格の涵養をめざす。

NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)による認定

  • JCEP認定証

    当院は、第三者機関からの評価として「NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)」が実施している卒後臨床研修評価を受審し、同機構の定める認定基準に達成していることが認められ、2018年8月1日付けで認定証が発行されました。
    今後も医師臨床研修の質を向上させるため日々努力してまいります。

    NPO法人卒後臨床研修評価機構

当院の特徴

        • 救急と外来のバランスのとれた症例

          軽症から重症・重篤症例まで、ERで対応します。

          • 救急患者 1日平均約70人
          • 救急車受け入れ台数 1日平均18台
          • 救急患者の25%が入院
          • 救急車で来院した患者の45%が入院
        • 幅広い診療科を学べる

          救急から各専門分野まで幅広く学ぶことができます。

    メッセージ

    • 病院長  三上 容司

      ここ横浜労災病院は、地域に根ざした高度医療を提供しています。医師のみならず多くの職種が手に手を取り、患者さんのトータルケアーを目指しています。その特徴は専門性の高い診療を提供しつつも、他院には無い各科の共同作業による総合力を発揮する病院です。
      さて、研修医が望む研修病院の理想像は何でしょうか?
      おそらくは、診療にあたっての問診やヴァイタルチェックをはじめとする基本的診察能力の獲得と診断の為の必要不可欠な各種検査方法やその手技を系統だって指導され学ぶ事が出来る施設が望まれる姿であろうと想像いたします。
      救急医としてのプライマリーケアー処置を学びたいとの研修医の希望はよくわかりますが果たしてそれが初期研修目標でしょうか?医師としての心構えと発想や感性を培うべきで、実学としての実技に溺れると基本的な心構えが見失われ易いと思います。すばらしい各人の個性と特性と実力を当院の指導が邪魔する事なく、日本のみならず世界に通用する医師としての心構えを身につけてほしいと思う次第です。臨床の場で、いつか独立して自分ひとりでその瞬間を判断し、責任を負う事となる時代が来る覚悟をこの病院で身につけて欲しいと思います。当院は、多くの職種を越えて討論する技量と、コミュニュケーション術を育てる病院であると自負しております。
      医師になる覚悟と努力を実践できるわが横浜労災病院で初期研修を経験する楽しさを共有しようではありませんか。病院勤務、研究者、開業医、大学教員どの姿を将来に思い浮かべますか?その前に私たちと共に診療の基本と患者への対応を通じて研修医としての心構えと思いを経験してほしいと願っております。


    • 初期臨床研修指定病院(プログラム)は数多くあります。その中で当院の特徴は、研修医の自主性を大切にすることと考えています。2年間の診療科ローテーションは、自由度が高く、自分が研修したい診療科・時期を自分で選択します。自由選択の期間もほぼ1年間にわたります。また、研修医のカンファレンスなども自分たちで企画し、議論する形式としております。しかし、このような自由な研修がきちんと成り立つためには、一人一人の研修医に、自覚を持って積極的に動くことが求められます。決して受け身の研修では2年間を終了することは出来ません。
      医師の生活は、たゆまぬ日々の努力が求められます。積極性・常に努力する姿勢を持ち合わせた若い皆様に、是非当院で研修していただきたいと思います。
      生涯にわたって成長していく皆様の、最初の2年間が充実した研修になる様に、私たちも努力しながらお待ちしております。


    • 2004年から始まった現在の臨床研修システムも、すでに13年がたち、優れた臨床研修病院が非常に沢山存在するようになりました。すなわち、当院がこれまで行ってきた「多くの症例を、エビデンスに則った診療をするよう、きちんと指導してくれる指導医が沢山いる」という病院は、もはや珍しくなく、他にも沢山存在するよう時代になった、と感じています。では、これから次の時代に求められる臨床研修病院とはどのような病院でしょうか。私達医師臨床研修センターのスタッフは、数年前から考えはじめました。現在のところ、私達は次の時代に求められる臨床研修病院とは、「医師としてのプロフェッショナリズムを次の世代の若手医師に伝えていくことができる病院」ではないかと考えています。すなわち、初期研修医の皆さんに、後期研修医や常勤医が真剣に疾患や患者と向かい合っている姿をみせることができる病院であり続けること、それが求められているのではないかと思うのです。
      当院が果たしてそのように見えるかどうか、一度見学にきていただき、当院ではこのような考えを具現化できていると感じることができたら、是非当院で初期研修をする道を選んでください。お待ちしています。


    •  医師としての最初の二年間である臨床研修は極めて重要です。なぜなら、この二年間で「医師としての基本的姿勢」が形成され、かつそれを変えることは年を経るたびに困難となるからです。これから臨床研修に臨む皆様には是非、「チームの一員として努力し学び続ける姿勢」を身につけていただきたいと思います。私は当院の臨床研修医として医師人生を歩み始めました。当院の特徴である「自由度が高く自主性を尊重した臨床研修」は当時も変わりなく、医師として自律し責任を持って積極的に行動する大切さを学びました。当院には、努力する研修医を支える熱心で優しい指導医が沢山おります。しかし、臨床研修が真に充実したものとなるかどうかは、あなた自身とあなたを含めた研修医仲間次第です。私が充実した時間を共に過ごした研修医仲間とは、今でも当時のことを笑って語り合う関係が続いています。当院には志高く協調性のある素敵な仲間が全国から集まります、当院の臨床研修医として医師人生を歩み始めませんか。


    •  当院が研修指定病院として最も誇れる所は『切磋琢磨して成長できる環境』が整っている点だと思います。1学年15-20名の研修医はみな志が高く、全国各地から集まっています。このような仲間のそれぞれが持ち前の個性を発揮しつつ刺激し合い、お互いの成長を促すことで、充実した研修生活を過ごす事が出来ます。また現在の医療は医師のみでは決して成立しません。研修医を含めた多職種が協力することでより良い医療が提供できます。初期臨床研修は見学では無く、研修医も積極的に医療に参加していく事が求められます。当院で研修を行うことで医療チームの一員としてお互いを尊重し、互いに刺激しあえるような医師を目指して頂きたいと思います。

      皆様の医師としての人生のスタートが有意義なものになるよう、私たちもサポートしたいと思っています。当院で研修を行い医師としての基本的な姿勢や考え方を身に付けると同時に、生涯に渡って切磋琢磨できる友人を得て頂ければと願っています。

    病院概要

    名称 独立行政法人
    労働者健康安全機構 横浜労災病院
    所在地

    〒222-0036 神奈川県横浜市港北区小机町3211番地

    TEL 045-474-8111 FAX 045-474-8323

    開設者 労働者健康安全機構 理事長 有賀 徹
    院長 三上 容司
    開設 平成3年6月
    病床数 650床
    診療科
    • 内科
    • 血液内科
    • 糖尿病内科
    • 代謝内科
    • 内分泌内科
    • 腎臓内科
    • 腫瘍内科
    • リウマチ科・膠原病内科
    • 精神科
    • 心療内科
    • 神経内科
    • 呼吸器内科
    • 消化器内科
    • 循環器内科
    • 小児科
    • 新生児内科
    • 外科
    • 乳腺外科
    • 整形外科
    • 形成外科
    • 脳神経外科
    • 呼吸器外科
    • 心臓血管外科
    • 皮膚科
    • 泌尿器科
    • 産婦人科
    • 眼科
    • 耳鼻咽喉科
    • リハビリテーション科
    • 放射線治療科
    • 放射線診断科
    • 麻酔科
    • 臨床検査科
    • 病理診断科
    • 救急科
    • 歯科
    • 歯科口腔外科
    施設規模
    • 敷地面積 68,724m²
    • 病棟 地下1階・地上10階、塔屋2階
    • 中央診療棟 地下1階・地上4階、塔屋
    • 管理棟 地下1階・地上5階、塔屋